「 だがしかし 」
とネットで調べると、
「 だがしかし 打ち切り理由 」と関連ワードに表示され、検索する方が多いようです。
そこで今回は、以下のポイントについて詳しく調べてみました。
調査内容
- 「 だがしかし 」 とは
- 「 だがしかし 」打ち切り理由
- 「 だがしかし 」続編は?
アニメ『 だがしかし 』とは
『だがしかし』は、週刊サンデー(小学館)にて2014年から2018年まで連載していた駄菓子屋を舞台にしたという一風変わった設定のコメディ漫画である。
アニメ第1期は2016年1月から3月までTBS他で放映され、 その際の制作会社はfeel.である。 アニメ第2期はその2年後である2018年1月から3月まで放映され、 その際の制作会社はあの手塚プロダクションである。 基本的には原作とシナリオは変わらないが、一部他作品とのパロディなどが追加されているのが特徴である。
「 だがしかし 」打ち切り
漫画版と(アニメ化された)アニメ版で、物語の終わり方が変わります。
そのため、両方の説明をします。
漫画版 打ち切りに関して
【写真】 だがしかし(全11巻組)
「だがしかし」の漫画版は、正式に打ち切りで終わったという発表はなく、物語はすべてのポイントを描き切った上で完結しています。
決してストーリーが行き詰まったり、人気が落ちたためではないと考えられます。元々作者が計画した流れで自然終了したと考えてよいでしょう。
そのうえで一部から「打ち切り」といわれる理由に関しては、以下が要因となっています。
理由① 恋愛の結末が曖昧
主人公の鹿田ココノツと枝垂ほたる、遠藤サヤの三角関係がはっきりと解決されなかったため、一部の読者には中途半端な終わり方に見えた。
理由② 全11巻という比較的短い完結
少年向けラブコメ漫画にしては巻数が少なく、これも打ち切りと誤解される一因となっています。ただし物語のラストは適度な展開で完結しています。
アニメ版 打ち切りに関して
【写真】だがしかし|アニメ・TV
アニメ版「だがしかし」は、打ち切りとなりました。
アニメは原作の8巻途中までで、続編が2024年現在も制作されていません。
打ち切りとみていいでしょう。考えられる打ち切り理由は以下の通りです。
理由① 視聴率や売上の減少
アニメ作品が打ち切りになる理由としてよく挙げられるのが、視聴率の低迷や関連商品の売上不振です。
「だがしかし」は2期が放送されたものの30分枠放送だった第1期とは異なり、15分枠に短縮されています。1期の時点であまり納得のいく成績を取れなかったのだと考えられます。
理由② アニメ制作リソースの都合上
アニメ制作会社やスタッフが別のプロジェクトに移行したことも、続編が作られなかった理由かもしれません。
「だがしかし」は2期からは、アニメーション制作会社が「 feel.」から「手塚プロダクション」に変わり、主要スタッフも大幅に変更されています。
1期の人気不振を受けて、新しく制作会社を変えてみたとの見方もありますが、個人的にはポジティブな理由ではなく、ネガティブな理由だと考えられます。
当時「 feel.」は他に人気作品を複数手掛けていて、そちらに人員を集中させたかったのだと考えられます。そのため「だがしかし」ではなく他の作品を優先したのでしょう。「 feel.」が断られたのではなく、「 feel.」の方から断ったのだと考えられます。
そのためリソースが空いていた「手塚プロダクション」が担当することになりますが、人気は回復せずに、中途半端な形で放送終了となります。
「 だがしかし 」続編は?
【写真】作者のコトヤマ先生の新作『よふかしのうた』
「だがしかし」の直接の続編は発表されていません。
漫画版の続編は、物語が自然完結しているため、作ることはないと考えられます。
アニメ版の続編は、8巻~11巻まで15分枠で3期(1クール分)作成することは可能ですが、人気低迷による打ち切りの場合、3期を作成する可能性は低いでしょう。
作者のコトヤマ先生は次作として「よふかしのうた」という新たな作品を手掛けています。「よふかしのうた」も人気を集め、2022年にはアニメ化もされています。
現在はこちらの作品に集中しているようで、前作の続編を書くリソース(時間や労力)は残っていないでしょう。
まとめ
「 だがしかし 打ち切り理由 」に関して、
Newsサイト、SNS、独自のデータベースなどを活用して徹底調査しました。
調査結果
- 『だがしかし』漫画版は、計画的な完結で打ち切りではない。
- アニメ版は人気低迷により2期で打ち切られたと考えられる。
- アニメ打ち切り理由には視聴率や制作リソースの問題が指摘されている。
- 続編の可能性は低く、作者は現在新作『よふかしのうた』に集中している。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。